August 01, 2009

0bacefd3.jpg私は昆虫が嫌いです。
会社の庭でも虫を取るときは箸使いです。蝉なんかワサワサ沸いてきますが、触れません。ゴキブリ?もちろん箸で捕まえます。
特に蝶と蛾が大嫌い。


雲南省は蝶の都と呼ばれるぐらい、蝶が多かったりします。今回、その言葉通り、非常にたくさんの蝶を見かけました。

メタリックカラーの黒い蝶、偏光色の蝶、モンシロチョウみたいなのとか、オレンジ色の蝶とか本当にいろいろ。
それもヒラヒラ飛んでいるのではなく、超高速(笑)で飛んでいるせわしないヤツも結構いました。大きさは手のひら大。私の基準ではかなり大きい部類に入る蝶でした。

森を歩いていると、でかい昆虫もウロウロしています。
ナナフシの巨大なのとか。

しかし目を奪うのは蝶。黒地にオレンジ、黒地に目の覚めるような浅葱の青。何匹も鳥のように素早く乱舞しているのです。桃源郷の蝶のイメージってここから来ているのかしら?

そして気が付いた。

(0M0)<あれ?

意外と平気かも…

子どものころから嫌いだった蝶をキレイなどと思ったのは初めて。


「虫=食材」

と言う目が加わってから、認識が変化しているようです。
自分でも驚きです。

素手で触ったり、生体験はちょっとまだ勘弁ですが。雲南でずっと同室だったおばさまは昆虫が全く平気な方で、でっかいカミキリムシやら、トンボやら捕まえて見せてくれました。

ごく平常心で普通に見られました。おお、驚き。


雲南省は昆虫好きの方と行っても面白いでしょうね!
食材探しのたびも、山岳地帯の辺境に行けば行くほど面白いと思います。前の調査の時、もうちょっと気張って見とくんだったな。もう調査に誘ってくださる先生も亡くなってしまい、次の機会はいつ来るんだろうな。


本当に、見方によって認識が変化してきたことを実感しています。野中先生のおかげです。

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この記事へのコメント

1. Posted by のらなか   August 03, 2009 23:01
なんどもすみません。感謝いただきありがとうございます。無事帰国しました。ラオスでも雲南と同じオオスズメバチが真っ盛りでした。ひとかけら巣をかって、つまみながら市場を歩いている人、大きな巣を1枚買って(1キロ=20麺)バイクの荷台にうれしそうに積んで帰路につく若夫婦、これはめっけもんと買い付けるタイ人観光客、巣から羽化してくる成虫はつかまえられてそのまま焼酎漬けに・・・いろんな物語をみることができました。サンプルに焼酎漬け(500ml=3麺)を買ってきました。
 雲南チョウチョ、これはこれでおもしろいです。雲南で村人が採集しだした顛末、拙著『民族昆虫学』(東大出版会)に書いております。この本、ちょっと高いんでぜひお近くの図書館にリクエストを出してやってください。カミキリムシもトンボも現地では食べ物です(笑)。「虫食えば・・・」8月7日だったかの京都新聞に拙文が載る予定です。ラオスお笑いネタもそこはかとなく入れています。宣伝になってしまいました。

2. Posted by sugimoto   August 16, 2009 14:04
のらなか先生、
不思議なもので虫≒食べもンという認識をすると、見方が本当に変わってきていて驚きです。先日、害虫に関する本を買ったのですが、虫=害虫になっていて、クモを殺したり、カメムシを殺虫剤で始末したりするのを見て、「もったいない!それは食べ物なのです!」などと思うようにまで(笑)

 その害虫駆除本は「虫がいかに気持ち悪いか」ということを書いた本だったので、以前だったら多分、「そうだよね、気持ち悪いよね」と読んだかもしれませんが、虫を見る視点が増えた今はその考え方の方が異常かもしれないと思います。虫に対する愛情がない本でした。

ご推薦の本も探してみようと思います。
そうそう、絵本、楽しみにしております!
3. Posted by のらなか   August 21, 2009 13:06
さらにたびたび失礼します。害虫も益虫に!相対的なものですね。害虫イメージも時としてうまい使い方もできます(黒)。
9月4日に、伊丹市昆虫館主催の「鳴く虫を食べる」催しがあります。http://www.nakumushi.com/category/event/page/4/
私は、ちょうどパプア・ニューギニアに出かけておりまして、食材参加です。
4. Posted by sugimoto   August 24, 2009 20:35
のらなか先生、
害虫でも益虫でも本人(?)たちはただ生きているだけなので、人間の害になるからってむやみやたらと殺していい存在ではないなぁと改めて思いました。
パプア・ニューギニア!!
サゴ虫おいしそうですね。

旅の安全と、たくさんの研究成果に行き当たりますようにお祈りいたします。

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