旅行記2005

October 07, 2005

141ae08d.JPGナタやんとその家族と行ったヨーロッパ旅行記
+イングランド一周一人旅
+なぜか上海
の涙と驚愕の夏の旅行記をぼちぼち書いていくつもりです。

気が向いたら更新していくので、
気が向いたら覗いてやってください。

スギナタ珍道中もとい旅行記2005。

八月中旬までの写真は機械の不調で消えてしまいました。
いまナタやんにねだっているところですが、
ナタやんもあんまり撮っていないそうです。
まあ話だけでも。
それにしても、もったいない…。

この写真はケンブリッジのケム川です。9月上旬。

August 04, 2005

80d3eaad.JPG(←市場の写真)

 2005年8月4日、ナタやんのパパと一緒にパリへ飛ぶべく、とりあえず上海へ飛んだ。5日には上海から中国東方航空でパリへ飛ぶはずであった。
 なぜか非常に待ち時間が少なく、普通一時間以上かかるのに、その日は飛行機を降りてから10分足らずで空港を出た。一ヶ月ぶりの上海は相変わらず暑かった。だいたい38℃前後、湿度は日本と変わらない。がm黄浦川のほうへ行くと汗が蒸発しないぐらい高い。

 さて何故上海へ行ったかと言うと、仕事と人間関係のメンテナンス。ナタやんの親戚のおじさんが元々中国人で、大陸や台湾で仕事をしていて、持ち家の一つが上海にあり、いつでも泊めてもらえる。ナタパパもちょうど上海にいて、フランス語が全くできない私と落ち合うには最適の場所で、さらに一応フレンチカナダに住民票があるナタパパと行った方が迷う確率が少ないと思ったからであった。

で、8月5日は今年最初の台風が上海を襲い、結局飛ばなかった。東方航空は出発1時間前になって「今日は飛びません」と中国語だけでアナウンスした。(ここから9月中旬に上海に戻ってくるまで何度か絞めたろかと思う目に会うのだが、略。また書く。)その次の日もその次の日も飛べず、出発したのは8月8日になってしまった。

とても蒸し暑かったし台風だったので、その間は外に出ずにいた。

だが部屋は水浸しになった。
夜、ふと目が覚めた。風や雨が窓を打つ、日本でも秋にはおなじみの音がした。水を飲みに行こうとベットから足を下ろすと、なにやら冷たい。灯をつける。水だった。

部屋は上海でいうところの超高級マンションの三階にある。普通、水浸しになるわけがない。が、そこはかの国の高級マンション…

壁から水が浸みてきて、いつの間にかナミナミと水面ができていたのだった。5cmぐらい深さがあっただろうか。ウッカリ電線にでも触れていたら、妙な所で感電死する所であった。コエー。

そして8日の朝、はじめて外へ出るとバス停の看板がなくなっていたり、木があちこちに倒れたりしていた。多分どこぞの地域では浸水していたりするのだろうが、そんなものニュースにならないのがチャイナである。

その日は無事に飛んだ。東方航空は映画もなにもなく、食事も不味く、サービスは概念そのものがなく、ある意味中国を満喫できるフライトだった。寝ていたので意外に早くついた。

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